KSN第123回ハイキング(白岩山登山)報告

KSN会員並びに
第123回ハイキングに参加された皆様へ

                  KSNハイキングクラブの野中です。

ハイキングクラブは、9月23日(水)に第123回ハイキングを実施し、白岩山(1,620m)登山を無事終了しましたので、報告します。
今回の参加者は17名(男性8名・女性9名)でした。

シルバーウィーク中は好天続きでしたのに、最後の休日の23日は曇りのち雨の天気予報、出発時間の午前8時には明るい曇り空だったのですが・・・・。

五ヶ瀬ハイランドスキー場駐車場から仰ぐ霧立越えの山々は雲の中、杉越えまで登ってから、雨具着用の歩行となりました。

霧雨に映えたブナ林は、まるで水墨画を見るような景観でしたし、旧日向往還の路側を覆う苔はたっぷりと水分を吸い青々と緑の絨毯の様に連なっていました。

白岩山の頂上も周囲は真っ白で眺望は全く望めませんでしたが、希少植物に指定されているイワギクは満開で迎えてくれました。

前回に引き続き雨の中のハイキングとなり、爽快な秋風を受けて大自然の眺望を望むということができなかったのは残念でしたが、白岩山周辺では、レイジンソウ・トリカブト・イワギク・アザミ・ヤマホトトギス等々たくさんの高原の秋の草花を鑑賞することができ、雨の中でも快適なハイキングを楽しむことが出来ました。

ハイキングの模様は後述のとおりですが、そのビデオを You Tube にアップしましたので、左のmenuの登山模様の動画集「123回ハイキング(白岩山登山)をクリックしてご笑覧ください。

午前8時00分に集合地の県民総合運動公園センター駐車場を出発、県道・国道を東行しお弁当のヒライ大津店に立ち寄った後、国道325号線 ⇒ 国道265号線 ⇒ 五ヶ瀬ハイランドスキー場線を走り、午前9時20分にごぼう畑登山口に到着しました。

準備体操をした後、午前9時30分に登山開始、ワイワイガヤガヤ話しながら登山道を歩き30分ほどで日肥峠(杉越え)へ登り上がりました。
先ずは一服、霧も霧雨に変わりましたので、雨具を着用し、午前9時40分に杉越えを出発し、旧日向往還を白岩山へ向かいました。

沿道には、ブナ・ヒメシャラ・ミズナラ・カエデ等々の落葉樹が 水墨画の様に続いていましたが、まだ紅葉化はしていませんでした。
路側帯を覆う苔ばかりが青々と緑の絨毯の様に連なっていました。

鹿から希少植物を防護する鉄条網の扉を開き、白岩山の麓に入るとレイジンソウ・トリカブト・イワギク等の草花達が迎えてくれました。
午前10時40分に、白岩山頂上へ到着し、皆さん達成感の歓声を上げましたが、四面真っ白の景観に落胆の声と変わりました。
天気が良ければ九州山地の主峰・国見岳(1,739m)の展望ができる所です。

狭い頂上で記念撮影をした後、水吞の頭 へ向かうため急斜面を慎重に20分かかって降りました。今回の一番の難所でした。
旧日向往還へ戻り、15分ほど歩いて「水吞の頭へ」の指導標に従い左側へ分岐して急斜面を登り上がると午前11時30分に水吞の頭(1,646m)へ到着しました。
幸い霧雨も止み、明るくなってきましたので、座り心地の良い場所を見つけて、昼食をとりました。

12時に下山開始、もと来た道を戻りましたが、白岩山は麓の緩やかな道を選びました。

12時40分に杉越えに到着・小休止、13時にごぼう畑の登山口へ下山しました。
下りは、ここから五ヶ瀬ハイランドスキー場駐車場まで歩きましたが、途中で沢に水を飲みに来ていた鹿の群に遭遇するというハプニングもありました。

13時25分に五ヶ瀬ハイランドスキー場駐車場へ到着、整理運動をした後、13時45分に発車、往路を戻り、15時45分に県民総合運動公園センター駐車場へ無事帰着いたしました。

前回に引き続き雨の中のハイキングとなり、爽快な秋風を受けて大自然の眺望を楽しむということは出来ませんでしたが、白岩山のイワギクを観賞することができ、雨の中でも快適なハイキングを楽しむことが出来たことを大変喜んでいます。
参加の皆様、大変お疲れ様でした。

次回第124回ハイキングは、10月21日( 水 )に菊池市の鞍岳(1,118m)★★のパノラマコースを登ります。

別途ご案内しますので、お楽しみに多数ご参加ください。


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野中 政輝
Mail : masateru-nonaka@msi.biglobe.ne.jp
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