1.2ウィルスの感染 (1)ウィルスの感染源 a インターネットでダウンロードしたプログラム b
E‐メールのメッセージおよび添付ファイル c リムーバルメディア(USBメモリー、CD・DVDディスク、フロッピーディスク等) d 雑誌の付録についているCD-ROM e
MS-Word、MS-Excelなどの文書ファイル(マクロ機能 など) f インターネットのWebサイト (2)ウィルスの感染経路 最も多いのはWeb経由(53%)で、以下多い順にメール経由(12%)、リムーバルメディア経由(10%)、ファイル経由(9%)、Webページ( I. Frameへの感染)経由(7%)、ネットワーク経由(5%)、インスタントメッセンジャー経由(1%)、ファイル共有ソフト経由(1%)、他のウィルスが生成(43%)、不明(5%)となっています。(2008年中、トレンドマイクロ) (3)最近の感染経路 a Webウィルス WebウィルスとはWebページを閲覧中に侵入・感染するウィルスです。巧妙な経路で侵入します。[詳細3] USBウィルスが感染したパソコンにUSBメモリーなどを接続するとウィルスと設定ファイル(Autorun.inf)がコピーされます。このUSBメモリーを別のパソコンに接続するとWindowsの自動再生機能により勝手に感染する。[詳細4] 自動再生機能がオフでもUSBアイコンをダブルクリックするだけで感染します。 c 文書ウィルス マクロウィルスはセキュリティ機能強化により現在はほとんど見かけません。今はソフトの脆弱性を悪用する文書ウィルスが被害をもたらしています。[詳細5] d ネットワーク感染型ウィルス これに感染したパソコンはランダムに選択した別のパソコンにウィルスを送信します。相手のパソコンに脆弱性があると勝手に侵入され感染してしまいます。 このタイプにはパーソナル・ファイアウォールやブロードバンドルーターが有効です。 e ダウンローダー 別のウィルスをダウンロードして感染させるウィルスです。最近では多くのウィルスがこの機能を備えています。ダウンローダーにはウィルスのURLだけが仕込まれているので、Webサイトに置くウィルスを変えればダウンロードされるウィルスを変更できます。 |
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