1.4メーラーへのセキュリティ設定
1.4.1受信時は差出人・件名のみの表示で、内容（メッセージ）を表示しない設定

Windowsメール、Windows Liveメール：表示→レイアウトで｢プレビューウィンドウを表示する」のチェックを外す。

1.4.2セキュリティ初期設定レベルの変更

ツール→オプション→セキュリティで各種設定をする。Outlook Express6/7、Windowsメールにある。Windows Liveメールには同じものがセキュリティのオプションにある。

1.4.3迷惑メールのオプション設定
　この機能はWindowsメール、Windows Liveメールにはある。Outlook Express6にはない。

(1) ツール→迷惑メールまたはセキュリティのオプション→フィッシングで｢迷惑メール｣フォルダーに移動するなどの設定をする。

(2) ツール→迷惑メールのオプションまたはセキュリティのオプション→インターナショナルでブロックするトップレベルドメインリストをクッリクしブロックするトップレベルドメインに?を付ける。

　また、ブロックするエンコードリストをクッリクしブロックする言語に?を付ける。

1.4.4迷惑メールの分別

（1）迷惑メールフォルダーへ振り分ける

a．セキュリティ対策ソフト(ウイルスバスターなど)でチェックし、迷惑メールフォルダーへ振り分ける。

b．Windowsメールではメッセージ→迷惑メールで、Windows Liveメールではアクション→迷惑メールで、迷惑メールの差出人を受信拒否リストに登録できる。次回から迷惑メールフォルダーに振り分けられる。メッセージ→迷惑メール→受信拒否リストに追加する。

（2）ISO(プロバイダー)に迷惑メール振り分けを依頼する

　ISOはメールサーバーで正規メールと迷惑メールに振り分ける。振り分け型と目印型の2種類の方法がある。振り分け型は迷惑メールをメールサーバーに残し正規メールのみダウンロードさせる。目印型はSpam、スパムなどを件名の左につけすべてをダウンロードさせるので、それを迷惑メールフォルダーに保存する。

目印型だけのプロバイダーでは通常無料サービスであるが、振り分け型のプロバイダーでは月200円位のサービス料を取るプロバイダーもある。[詳細15]

　（1）、（2）とも正規メールを迷惑メールと判定することもあるので、迷惑メールフォルダーをチェックする必要がある。差出人名、件名がいかがわしいと迷惑メールと判定されやすい。