ファイル感染型 3つのパターン

上書き感染型はプログラムのある部分をウィルス・プログラムで上書きするタイプで、
プログラム・ファイルが壊れて、本来の処理ができなくなり、ウィルス・プログラムだ
けが動くので異変が起こっていることにすぐ気付きます。

追記感染型はプログラム・ファイルの最後にウィルス・コードをくっつけるタイプ。
さらに実行開始位置を書き換えるのでウィルス・コードを実行したあと、本来の処理が
行われるのでウィルスに感染したことに気付きにくくしています。ファイルサイズは大
きくなります。

すき間感染型はプログラム・コードには意味のないデータ(たとえば0が並んでいる)
が入っている部分に自分自身のコードを上書きします。元のプログラムは動作し、ファ
イルサイズも変わらないのに、ウィルスが潜伏したファイルができます。