開催:2009年10月23日
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シニアネットフォーラム21 in 九州

 ◇シニアが変わる、地域が変わる、シニアネットはシニアの生きがい、

             シニアパワーを結集し、シニアネットの輪を広げよう◇
平成21年10月23日(金)

くまもと県民交流館パレア(熊本県熊本市)

主催:財団法人 ニューメディア開発協会(http://www.nmda.or.jp


 現在、我が国では65歳以上の高齢者の人口は約2819万人、総人口の22.1%を占めております。また一段と高齢化が進み、実に4.5人に1人が65歳以上と言うことになります。近いうちに団塊の世代が高齢者の仲間入りをする等高齢化は益々進み、少子化と相俟って2055年には65歳以上の高齢者が41%を占めるであろうと予測されております。まさに、ほぼ二人に一人が高齢者という時代がやってくることになります。
 高齢者が数の上でメジャーとなる時代、かつて団塊の世代がそうであったように、高齢者のパワーが社会を変えていく、と言っても過言ではありません。今後、高齢者が社会の主役として、高齢者の新しい文化を形成しつつ、さまざまな形で活躍されることがより一層重要となって参ります。
 そこでは、高齢者一人一人が自身の意識や生活様式等自らの生き方を変えていくことが大切になるものと思われます。
 そうした中、好きなITを生かして充実したシニアライフを送りたい、そして少しでも社会のためにお役に立ちたいとする高齢者同士が集う「シニアネット」が各地にあって、高齢者へのIT講習を行ったり、長年培ってこられた知見・ノウハウ等をITを駆使して地域に還元したりと、仲間と共に楽しく、生き生きと、地域に根差したさまざまな活動を展開しております。
 シニアネットは、まさに高齢者に“地域デビュー”の機会をもたらし、シニアライフを豊かで楽しいものにするなど高齢者の生きがいの創出に大きな役割を果たしております。最近当協会が行ったアンケートでも「シニアネットは“自分の居場所”であり“自己実現、仲間づくり、社会参加・社会貢献”の重要な場であり、まさに生活に根を下ろした“生きがい”となっていると言う結果が得られました。少子高齢社会にあって、高齢者の持つ豊かな知識・技術・経験等は、地域の情報化促進はもとより、街づくり、地域振興等に大きく貢献するものであり、今や自治体等の強力なパートナーとなってきております。
 このように、シニアネットは、高齢者にとっては勿論のこと、自治体等にとって、大変重要な組織であると言えます。
 当協会は、旧通商産業省(現経済産業省)が提唱された「メロウ・ソサエティ構想」の実現を目指すために、こうしたシニアネットの活動なくしては実現しえないと認識し、シニアネットを強力なパートナーと位置づけ連携を強化して参りました。当協会はシニアネットが全国津々浦々、至る所にあって、高齢者が地域地域で生き生きと活躍している、そうした姿を創出していくことが急務と考えております。
 そこで、当協会は、シニアネットの普及・拡充を図るため、経済産業省や財団法人JKAのご指導、ご支援を得て、シニアネット諸団体と一体となって「シニアネットフォーラム21」を全国で開催しおります。
 この度は「シニアネットフォーラム21in九州」を熊本市で開催し、全国のシニアネット同士が集う中、とりわけ九州での更なる普及を目指すことと致しました。
 既にシニアネットに加わって活動されている方々は勿論、「シニアネットに参加したい…」「シニアネットを創りたい…」「地域デビューをしてみたい…」「何か地域のために活動してみたい…」等々お考えの高齢者や団塊の世代はじめとする高齢者予備軍・現役世代の方、そして「高齢者と協働して施策や事業に取り組みたいが…」とお考えの自治体や企業の関係者の方など、幅広い分野の方々に気軽に参加頂き、熱い議論と深い交流を通して、シニアネットの普及・発展はもとより高齢者や地域の発展につながる有意義なものにしていきたいと切望しております。是非、多くの方々のご参加を心よりお待ちいたしております。
 このフォーラムが火付け役となって、シニアネットの普及・拡充が一層加速され、高齢者の充実したシニアライフや豊かな高齢社会の構築に貢献できれば、これに勝る喜びはありません。